過去の記録(1999年〜2005年)
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記録とエッセイ



2006年 7月の記録


2006年 7月28日 金曜日 晴
角の夏
暑いですね。猛暑・・酷暑・・と大変なものです。ヨーロッパでも日本以上の暑さと聞きますし、40℃を超え
る国もあるとか。福岡では35℃はいってます。照りつける太陽の下で野外飼育は出来ませんので、外の
カメレオン達は軒下の日陰で暮らしています。
実は、その中に暑さに弱いと言われている角系もいるのです。種はデレマカメレオンのオスです。
本種は立ち上がるととても強健とされていますから、このまま状態を確かめながら育成したいと思ってい
ます。まだヤングサイズなので角も伸びきっていないし、体格も小さいため自然に近い環境で育ててあ
げたいのです。
さて、他の角系は室内でエアコン飼育しています。ジャクソンレインボーのベビー達も順調に育っている
ようです。この子達に関しては、累代繁殖を考えていますから、上手く育って欲しいものです。
ジャクソンのメルモンタヌスは、綺麗なペアなので売れ残ったら良いな(^^♪と・・・。小さくて可愛いカメレ
オンですね。後はワーナーとかルディスとか、綺麗なカメレオンが夏を迎えているのです。
エアコンが故障すれば直ちに危機が訪れますが、暑い時期は気を使わないといけないので、機器の故
障がないように、点検と掃除は小まめにやっています。


2006年 7月25日 火曜日 曇/雨 
カメレオンもだがコオロギも
豪雨で湿度が上がりっぱなしの九州です。おかげでカメレオンの世話に手間がかかりすぎです。ついで
にコオロギも大変ですよ・・全く。最近は毎週コオロギを仕入れていますから経費もかかりますが、主た
る原因はコオロギ管理の手抜きによるものです。
蒸れさせて殺してしまったりも多いのです。
ただ、コオロギの場合は繁殖もベビーのために実施しているので、寿命までキープしていることもあり、あ
る程度の死亡は想定内の範囲ともいえます。でも、寿命までキープするとケースは汚れますし、管理は
さらに大変になりますね。
それが、カメレオン飼育者の宿命かもしれませんが、程々に飼育していればコオロギ管理も楽なので、
私的には納得している部分もあります。
飼育に関することは手を抜いてはいけないと言う見本ですね。明日からまだ頑張らねば・・・
最近コオロギは月夜野ファームさんから仕入れが多くなりました。ダニとかコオロギの質とか考えると、こ
のファームは良いですね。
価格はそれなりにしますが、結果的に高くはないエサかもしれません。


2006年 7月23日 日曜日 曇/雨
釣りのシーズン
毎週大会です。
釣りは良いですよ・・・私の場合、太公望と言えば聞こえは良いですが、ただの釣馬鹿なのでどうにもな
りませんけれど、爬虫類飼育との両立はシーズによっては大変なことになります。
カメレオンの霧吹きだけは夏休みの子どもに任せて、なんとか乗り切ろうと思っています。


2006年 7月21日 金曜日 曇
新入荷のケア
今日は色々と入ってきましたが、角系が3種 (ワーナー、メルモン、ルディス) と当ファームでは新入荷の
コノハカメレオン(Rhampholeon temporalis・・?)です。角系の状態の素晴らしさは思わずニヤニヤする程
で、手放さなくても良いかなって思ってます。
コノハは、他の亜種が混じっているようですが、注文通りウサンバラが中心となりました。なんだかんだと
数を取り寄せましたので、販売コーナーも賑わう事でしょうね。売れなくっても全然OKなものばかり入荷
したので、のんびりと立ち上げたいと思います。

ウサンバラ コノハカメレオン Rhampholeon temporalis

左下にちょっと見えるのは多分別亜種・・ソマリの雌と思う


2006年 7月20日 木曜日 雨
もう7月も終盤に・・・
早いもので九州レプタイルフェスタからもう2ヶ月が過ぎようとしています。色々と反省事項も多かったので
すが、来年のための布石は打っておきました。来月に入れば九州レプタイルフェスタ2007の予定を発表で
きますが、一応日程は早める方向で考えています。会場の確保と、各種イベントとの調整がありますので
そろそろ準備を本格化しないといけません。
後10ヶ月しかないのですから・・・

何気に楽しい
最近は飼育していても色々と楽しみな事が多いです。
野外飼育では水やりと給餌のみやっておけば良い訳で、特にいじったりすることはありませんが、生体の
種が増えているので、一匹一匹を観察するのが楽しくなってきました。
フィッシャーはメスが死んでしまいましたが、オスはますます綺麗になっています。
デレマもオスのみですが、ヤングサイズで入荷したので、少しづつ成長している様子が頼もしくあります。
パンサーもスクスク成長していますし、グロビは元気ハツラツって感じですね。
室内ではパーソンの成長が楽しみですし、パンサーやジャクソンのベビーの世話はなかなか楽しいもので
す。


2006年 7月19日 水曜日 雨
豪雨
雨が凄いことになっていますね。当ファームではこの雨を利用して発送や入荷を行っています。直射日光
は移動時には怖いですからね。
しかし、ここまで降られると各地の集中豪雨で被災された方々の姿をニュースで見ることとなり、心が痛み
ます。被害が治まるよう祈っています。

メタハラ大活躍
梅雨の雨が降りしきっている今日この頃ですが、日光浴の変わりに使っているメタハラはフル稼働してい
ます。病気治療中のカメレオンには単体で全てのケージにメタハラを取り付けていますし、ベビーカメレオ
ンにもメタハラが良いようなので、プラケース飼育とはいえメタハラを使いました。
経費がかかりますが、カメレオンは喜んでますから(^^♪


2006年 7月18日 火曜日 曇
バッタやカマキリ
庭の植木の剪定をしていたら、そこら中に出るは出るは・・・バッタとカマキリのシーズン到来ですね。
セミなんかもニィーニィーゼミがビービー鳴いてますし、カメレオンのエサのバリエーションを増やせる良い
季節となりました。
良い大人が虫取り網をかついでバッタ取りに興じるなんて、とても絵になりませんが、カメレオン達の為な
ら仕方ないですね。


2006年 7月 16日 日曜日 晴/雨
状態が読めないけれど
我が家のグロビノペアは現在野外飼育しています。この超暑さの中無謀かも知れませんが、暑い日はシ
ャワーの水で冷やしているのです。と言っても暇がある時だけですけれど、夜間は確実に温度が下がっ
ているようでケージ付近はひんやりとしています。
近くに池があるためと思いますが、我が家では一番の冷え冷えポイントなんですね。冬場は立ってられ
ないですから・・・。
所で、ペアって位ですから、ペア飼いしています。
上手くいけば交尾してくれるのではないかと期待しまくってます。
その兆候はありますから、もしかしたらですね。
お腹の膨らみが確認できる種なら良いのですが、パーソンやグロビはちょっと見には妊娠が分かり難い
ので、観察は頑張らないといけません。まあ、それが結局状態良く飼育できる秘訣なんですけれど。


2006年 7月 14日 金曜日 晴・・にわか雨
超猛暑
各地でたいへんなほど気温が上がりましたね。
福岡でも35℃は突破しましたし。静岡では38℃突破なんですってね。
今日は、エアコンのセッティングも上手くいきましたし、色々と対策をしたので室温は28℃をキープしていまし
た。夕方には夕立が降り少し涼しくなったのは幸いでした・・。


2006年 7月 13日 木曜日 晴  猛暑
猛暑ったら猛暑
熱中症にならなかったのが幸いなくらい、うだるような暑さが一日続いてしまいました。
我が家のカメレオンも一匹死んでしまいました。
野外飼育していて、日よけにしていたヨシズが倒れた為、直射日光が当たる環境になってしまったのが原因
ですが、それにしても残念でした。他のカメレオンは平気そうだったのですが、35℃はあったと思いますし、
明日は気をつけてあげたいと思います。
エアコンの効きも怪しいもので、午後の室内温度は32℃に達しました。
これは、学校から帰宅した子どもが友達を飼育部屋に入れたためです。ハナタレ小僧どもが部屋のドアを開
け放してしまったので、熱風が室内に入ったのです。直ぐに閉めてくれれば良かったのですが、奴らにそん
な頭があるわけはありません。
そういうことで、子ども達は飼育部屋には無断立ち入り禁止にしました。

ベビーはプラケースの底に張り付いていましたから、死ぬんじゃないかと心配しましたが、霧吹きをすると生
き帰ったように動き出しました。水を飲みエサのコオロギを食べると蘇ったようです。

卵は、インキュベーターのおかげで全く問題なしでした。


2006年 7月 12日 水曜日 晴
猛暑・・・じゃなかったですか(^_^;)
暑かったですねぇ。福岡は30度は軽く突破し、32℃〜34℃くらい気温が上昇してました。さらに湿度が高くて
蒸し暑い不快指数100%の一日でしたね。エアコンの点検も終えましたが、実際能力一杯まで使ってますか
ら、電気屋さんにはもう一台予備に追加するよう勧められました。でもね・・・もう限界なのよ。ブレーカーが
落ちますって。
既にエアコン2台フル稼働してますし、メタハラのために安定電源をかけてますから、これ以上の負荷は我が
家的には望ましくありません。カメレオンは30℃くらい平気なので、何とかなるのでしょうが、エアコンの故障
があるとアウトなので、電気屋さんの勧めも聞いておかねばならないのでしょうねぇ・・・。

インキュベーター・・持ってて良かったね
気温が34℃。インキュベーターは土間においていますが、その場所は31℃まで行ってました。しかし、猛暑
の中でもクールインキュベーターは、25℃一定です。庫内はひんやりしていますね。
カメレオン達の卵は、何事も無かったように成長しています。インキュベーターが無かったら、壊滅したと思い
ますが、なかなか良いですよ。

最後の一匹が孵化
先月から孵化が続いていた、ピカソは最後の一匹が孵化しました。ちょうど6ヶ月での孵化でした。孵化した
ベビー達は、私が踏み殺した一匹を除いて元気にしています。虚弱な個体も、なんとか食べていますから、
遅れなが成長してくれるかも知れません。


2006年 7月 11日 火曜日 晴
動物愛護管理法改正の説明会
やっとですが、福岡県でも説明会が県内4箇所で開催されています。昨日、私も地域の会場へ出向き説明
を受けてきました。事前に担当の方に訪問説明をして頂いていたので、特に変わった内容では無かったの
ですが、私以外の「犬、猫」関係の方々の認識が無かったのには驚きました。
そのような方々は、今回の改正を突然やってきたと言われていましたし、確かに全ての関係者に明確に伝
わっていなかったようです。
所で、福岡県の対応はなかなか良いと感じました。
つまり、救済措置を検討していると言うことです。何らかの講習会(動物取扱責任者講習とは別に)を開く事
も検討しているようでした。
また、業に関する扱いもきわめて緩やかで、普通の飼育者が殖やした動物をペットショップに持ち込んで
無償で譲った場合は、問題ないそうです。つまりショップ側も引取りであれば、問題が無くなったわけです。
行ってよかったと思えた説明会でした。


2006年 7月 9日 日曜日 晴
コオロギは品不足なのかしら
フタホシコオロギをメインに使用しているのですが、最近はどちにも出荷停止が続いています。時期的には
一番不安定な時かも知れませんが、飼育者にとっては不安要因となっています。
幸いなことに、イエコはボチボチくるようなので、与えるのに困ることはありません。
今日は、某ヶ所に無理やりお願いして500グラムだけ購入しました。思ったより綺麗なコオロギで、明日から
の給仕が楽になりそうです。


2006年 7月 7日 金曜日 晴
原稿の〆きり・・・( ..)φカキカキしてます
釣り雑誌の連載と言いますか、特集企画の原稿の締切日なんです。掲示板、メール、記録にも無反応で
申し訳ないことですが、釣りに関しては昔からライターなので仕方ありません。
カメレオン達の餌やりは息子に小遣い渡して、しのいでいる始末なんですが、明日の朝まで地獄ですわ。


2006年 7月 5日 水曜日 雨

昨日の記録に餌不足を書きましたが、近くの友人にショウジョウバエを頂きました。記録を見てくれている
のでしょうかねぇ・・・何にしても持つべきものは友達で、大変助かりました。
孵化したてのベビーカメレオンには良い餌なんですよ。
ただこの餌は、カメレオンの体中に上ったりしますからカメレオンは嫌がります。でも美味しいのでしょう
か、かなりの数を入れてもあっという間に食べつくされます。
また、本日は注文していたイエコも大量に届きました。おかげさまで、当分はベビーカメレオンの餌には
不自由しませんが、コオロギの養殖体制も早く軌道に乗せないと・・です。



2006年 7月 4日 火曜日 雨
餌が不足すること・・・
この所の食欲増進に伴い、安定して与えなければならないコオロギが不足気味になってきました。特に
初令〜3令(Sサイズ)までが、慢性的に不足しています。ベビーカメレオン達は一日に200〜300匹は食
べるようですし、成体のカメレオン達も大食漢がそろっていますから大変なものです。
自家繁殖では全然追いつかなくなって久しいですが、現在はさらに拍車がかかってしまいました。
週に一回以上は養殖業者へ発注している始末で、餌代だけで数万円かかるのは痛いですね。8月頃に
は自家繁殖も追いつくよう、頑張ってコオロギも育成しているのですが、ベビーが殖えれば餌の消費も
増えますから、どうにもなりませんねぇ(ーー;)

2006年 7月 3日 月曜日
メタハラRex UV ONE
やっと入荷しましたが、ご予約のお客様へ殆ど発送してしまいました。残りが少ないので我が家のベビー
用に1個だけ開封したのです。
それでもパンサーのベビー達は大喜びで、活動も活発になったような・・・気がします(^_^.)

盛夏間近なので・・・
そろそろ、インキュベーターの本領発揮です。当ファームでもインキュベーター内の温度は一定で冷え冷
えとまではいきませんが、明らかに外気温より5℃の低さで安定しています。
秋になって孵化のシーズンが始まれば、このインキュベーターの有効性が実証されます。それには夏を
無事に越さねばなりません。ファーム用にもう一台買おうかしら・・と思う今日この頃でした(笑)

九州レプタイルフェスタで展示しましたが、その反響は大きく、問い合わせも増えています。
実際に購入された方は、難しい種の孵化に向けてご愛用いただいています。
本機種の価格が安いのか高いのかは必要度にもよりますね。しかし、買って後悔しない物だと分かって
います。

九州レプタイルフェスタの展示の様子


2006年 7月 1日 土曜日 雨/晴
カマキリも不幸なことだ
梅雨の時期ともなれば、野外の昆虫も活動が最高潮に達するようです。バッタは少しずつ種類も増えて
きましたし、今年孵化したカマキリも日に日に大きくなってきました。
成虫のカマキリは餌としてはどうかなて気もしますが、まだ小さいサイズだとカメレオンの食欲をそそる
ようで、カメレオンのケージに入れるとあっと言う間に捕食してしまいます。
せっかく育ったのに申し訳ないことですが、良い餌になるので・・・。

ちょっと見辛いけど、カマキリくわえてます



レオレオカメレオンファームへ