過去の記録(1999年〜2003年)
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記録とエッセイ


2005年 1月の記録


2005年 1月31日 月曜日 曇
泡吹いちゃって
ジャクソンカメレオンの♀一頭が呼吸器感染症になってしまいました。口の周りから見事な
位、泡をふいていました。3日前に少し食欲が落ちたなと思っていましたが、その後唇の一部
に膿の様なものが見られました。あれれ・・と思っていたら、数時間後にはアワアワです。
想像以上の泡でしたので、直ぐに生理食塩水で口の中を洗い流し、唇に抗生剤入り軟膏を
塗りました。そのような状態でしたので、手持ちの薬剤を体重量投与して様子を見る事にし
たのです。状態が急変すれば、直ぐに通院なんですが、度重なる出張や休暇などで仕事を
休むわけにもいかず、過去の症例を参考に数種類ある抗生剤などから選択したのです。
それが効果があったようで、2日目にはなんとか泡が治まりつつあります。
口の中を生理食塩水にて洗い流し、午前中に適量投薬し、午後には経腸流動食にカルシ
ウムと整腸剤を加え、2ミリリットルを2回に分けて医療用カテーテルを胃まで挿入し与えまし
た。これは、投薬の効果を落とさないように脱水防止と体力維持の為でもあります。
さらに夕方には少し水を飲ませ、飲んでしまった後に適量の投薬を行いました。
こんな調子で、しばらく治療を続けますが、明後日以降なら通院ができるので検討していま
す。夜間も少しだけ暖かいようにして要観察中って事ですね。
回復に向かっているとは思うのですが、確信はないので心配ですね。


2005年 1月30日 日曜日 晴
明日は雪だって
昨日今日と割合に好天気だったのですが、明日から寒波で雪なんですってね。もう野外飼育
していませんので、飼育関係としては大丈夫なんですが、九州は雪に慣れていないので、大
変な事になります。
車通勤も困った事になりますし。昨年まではスタッドレスをはいていましたが、年に数回使うか
どうかの使用頻度だったので、タイヤの減りが早く、しかも交換費用が年に1回10万円以上か
かるので、今年から止めてしまいました。そこで樹脂製チェーンを買いましたよ。28000円程度
したのです。装着してみましたが、ガタガタと五月蝿くて嫌になります。しかも九州の雪は所々
しか積もらないので、着脱も面倒な事この上なしです。

釣りの会議
知っている人は極少数ですけれど、地元では大きなクラブに所属しています。結構有名な所
なので会議はそれなりに大変なんです。
モラル意識が高く、今年も統一すべきマナーについて話し合われました。とにかく大人のクラブ
なんですよ。年会費だって、馬鹿にならない額なんでそりゃ真剣な会合になりますよね(笑)
私は、爬虫類関係のイベントに数回出ますから、釣り関係のイベントと重ならないように調整
しなくてはイケませんが、今年は微妙に重なりそうになり、つい発言しました「いやその日は潮
が悪いから、別の日にしましょう・・ってね(笑)」
その日と言うのは、6月5日・・なんと九州レプタイルフェスタの開催日なんです。
絶対に困りますから、この日だけは・・・・。で、何とかかわす事が出来ました。理由はとても釣
り仲間には言えない(^^ゞ


2005年 1月29日 土曜日 晴/曇
観葉植物
パンサーのケージの内部レイアウトを変更しました。でも、たいした事ではなく観葉植物を入れ
替えてあげただけです。しかし、カメレオン達には大好評で、水滴をなめる様子が直ぐに確認
出来ました。
予定通り、大きな植物でしたが、冬場のセール価格になればもっとお安くなるのではと思い、
店長に、値引き交渉したところ、2割引きまで行きましたよ。
恥ずかしい客でしたね・・私は(笑)

産卵行動
先日交尾した、マジョールのメスはもう産卵行動をとり始めました。まだ、産卵床を入れていな
かったので、ポトスの鉢の土を掘り返しています。
気が早い個体ですが、無事に産んでくれると良いなぁ・・・


2005年 1月27日 木曜日 晴
やっと復帰しました
先週から続いていた出張とKCA九州カメレオン連合の新年会などの為に、ネット環境は全て
休止していましたが、本日より再開いたします。掲示板でのレスやメールのお返事が大変遅
くなり、申し訳ありませんでした。
また、フードご注文の方々にもご迷惑をおかけしました。
この間のカメレオンと言えば、全く変わり無しでした。エサは帰宅時に素早く与えており、水は
家人が丁寧に与えてくれたようです。小さいコノハカメレオンでさえ、調子が落ちておらず、ま
た、心配していたカエル達も元気です。明日からは通常飼育ですが、また一泊で仕事なので
記録はお休みします。なんとも多忙で嬉しい限りです(爆)

日曜日からの記録
1月23日は、午後より東京に行きましたが自分自身で出張日の実感がなかった為、知り合い
のどなたにも連絡していませんでした。たまたま、連絡ががついた知人のご好意で、横浜から
東京までのショップ巡りが出たのは大変ラッキーでした。
横浜では、とても美味なラーメンをご馳走になり大満足しました。味の濃いトンコツでしたが、
関東恐るべしですね。店の名前を忘れちゃったのが残念ですが、横浜の方は幸せですね(笑)
その後、ペットエコーさんからウォマさん、そして中野ハチクラさんとご挨拶を兼ね、充分に堪能
いたしました。ウォマさんは、数回お会いしていますから直ぐに色々な話が出来ましたし、ハチ
クラさんでも、店長さんと従業員の皆様には良くしていただきました。
重ねて感謝感謝です。

さて、水曜日はKCAの新年会で、東京を案内していただいたVIPを福岡にお招きしました。交
通費を負担してもらったのがご愛嬌ですが、福岡のメンバーと熊本からカウントブルー氏もお
迎えしそれはそれは楽しくそして濃い新年会でしたよ。
爬虫類関係の生息地ネタや、爬虫類医学ネタ(獣医師2名参加したから・・笑)等はとても貴重
な内容でしたし、ふぐ鍋からひらめ等盛り合わせには圧倒されましたね。酒類は全て銘酒であ
った事も補足しなければなりません。途中から、訳の分からない状態に陥りましたので、殆ど
覚えていませんが、お客様にお楽しみいただけたようで幸いでした。
今回の料理人は九州レプタイルフェスタの事務局hideさんでしたが、彼は腕の良い料理人で
活き作りなんかは天下一品でした。凄いですよ。6月のフェスタの時は働いているお店を紹介
しますから、ぜひ来福下さいね(笑)

今日は、福岡の観光地をご案内する予定でしたが、我々爬虫類飼いの聖地でもある、児玉
どうぶつ病院へご案内しました。その設備なども見学しましたが、ICUとかレーザー治療器とか
スタッフの素晴らしい対応振りとかを見せて頂き、あらためて感動しました。
その後、水族館などもご案内できましたが、その道のプロを案内するとは釈迦に説法でしたね
水槽内の生物のウンチクを詳しく解説してもらったのですから、こちらの方がお礼申し上げて
しまった位です。なんとも楽しい数日間でしたが、カメレオンの世話は家族に任せっきりで、少
し心配ではありました。問題は何もなかったのですが、明日は早朝よりケアしてあげたいと思
っています。
さて、もう寝よっと・・・笑


2005年 1月22日 土曜日 晴/曇
糞検査
昨年購入したジャクソンカメレオンのキサントロプスWCの糞をやっと検査に出しました。この個
体はなかなか糞を採取するタイミングがとれず、検疫飼育中ではありましたが気になっていた
のです。
さて、検査結果は寄生虫卵の大量プラスと言うことでした。ある程度寄生虫の種類が特定で
きているようですので、来週にでも駆虫を開始します。食が細い個体なので、すこし影響があ
るのかも知れませんね。

少し留守します
明日から火曜日まで東京と千葉に出張で行くので、しばらくカメレオンの世話が出来ません。
午後の便なので、午前中にケアをしますが、水やりなんかは家人にお願いしました。
東京では、出来れば数店舗ほど爬虫類専門店に行きたいと思っていますが、もしお会いした
らよろしくお願いします。 まぁ、無理でしょうけれど・・笑
それでは・・・


2005年 1月21日 金曜日 曇/晴
九州レプタイルフェスタ2005開催日決定
2005年6月5日(日曜日)に、福岡交通センターで第3回九州レプタイルフェスタを開催します。
今回も会場は同じですが、諸般の事情により入場料金などの変更がありました。
主催者側としても、経費の削減には努力していますが、継続して開催出来る体制に持ってい
くためには、必要最低限の収益が必要になります。ご了承の程よろしくお願いいたします。

※旧入場料金 300円 → 新料金 500円

長引く不況の影響もあり、爬虫類業界も観賞魚などと同じく厳しい状況が続いています。しか
し、この趣味自体はまだ発展途上でもあり、多くの方にその良さを知ってもらいたいものです。
今回の出店ショップさんは、おそらくマイナーな趣味をメジャーなものに変えていく決意を持ち
志高く参加してくださると思います。
器具メーカーさんは新商品を開発し2005年モデルをお披露目くださる事でしょう。
出版業界も、新しいムーブメントを呼び起こす牽引役として参加してくださるでしょう。

ぜひ、お出で下さい。

九州レプタイルフェスタ2005のサイトへジャンプします。


2005年 1月20日 木曜日 曇/雨
検疫飼育ケージ等のセッティング変更
検疫飼育中の個体が居るのですが、簡素なケージなので世話をしていても面白くありません。
食欲も無いようですし、どうしても我慢できなくて少し小奇麗なケージに変更しました。
観葉植物も新品(買ったばかりと言う意味・・笑)を入れたのですが、変な寄生虫が出たら焼却
処分しなくてはなりません。でも、より良い環境にしておけば、状態が上がるでしょうし色々と良
い面が現れてくるかもしれません。
ついでに、パンサーの生後4ヶ月の個体をより大きなケージに収容しました。食欲が旺盛にな
る時期ですから、どんどん食べてどんどん成長してもらいたいものです。
ここ最近、出張が続いているので帰宅が遅くなり、世話の時間も限られています。せめてケー
ジだけでも、良くしてあげなければと、深夜にもかかわらずせっせとセッティングしました。カメレ
オンにとっては安眠妨害で迷惑だったでしょうね。


2005年 1月19日 水曜日 曇/晴
やっちゃった
卵の管理ケース(タッパーにて管理中)を蹴飛ばしました。
蹴飛ばされそうな位置に置いていたのも悪いのですが、とにかく蹴飛ばしました。しかも産
卵したばかりの、ウォーターの卵だから笑えません。
現在は室温管理しているのですが、発生の段階を探る為に丁度良いと思える温度帯が維
持できる場所を探していましたが、適当な所が見当たらず、取り合えずパソコンの下に置い
ていたのです。仕事から帰宅したら低温管理のインキュベーターでもセットしようかなと思い
誰も触らないPCの下で一時保管したのです。
ところが最近健忘症の私は、帰宅してPCを作動させた後足を伸ばして前に座ったのです。
その結果は前述の通りでございます。
全く笑えません・・・
1月5日に命と引き換えに得た卵ですが、その後2週間過ぎました。ひっくり返った卵を検卵
したところ、少し大きくなっていました。まだカビの発生した卵はありません。これは、22℃以
下で管理している事もあり、まだ予断を許さない期間であるのです。ここから無事に孵化ま
で行く事はかなり難しいだろうと思われます。
しかも、ひっくり返しましたし・・・全然笑えませんよ。

爬虫類を診てくれる獣医さんは面白いと思う
昨日、薬代を払いにアミノ動物病院に行きました。先日より、感染症の出たパンサーが治癒
したと言う報告も兼ねてです。この病院は野生動物保護も行っているので、療養中のツバメ
なんかもいます。ツバメのエサは、私の職場のコオロギファームから購入いただいています
し、レオレオカメレオンファームのコオロギフードもご愛用頂いています。
そんな関係とは言え、儲からない患者の代表の私にも貴重な時間を割いて、面談してくださ
るのはありがたい事です。しばしクリーパー誌の話をして楽しく過ごしました。
福岡市の児玉先生とは月末に宴会がありますので、その時も爬虫類の話に花が咲く事でし
ょう。全然タイプの違う獣医師さんなんですが、研究者としてのオーラがお二人にはあります
ね。全国にも素晴らしい獣医師がいると思うのですが、犬猫関係で知り合う獣医師よりも、
爬虫類関係で知り合う獣医師さんと仲が良くなるのは不思議です。
単に趣味が合うって事かも知れませんが、やはり爬虫類好きの獣医師さんは面白いです(笑)


2005年 1月18日 火曜日 晴/曇
やっぱり寝てしまうのか
昨日、保健所の先生方がお見えになり、爬虫類飼育の様子をご覧頂きました。その時に先
生方の興味を引いたケージがデカリーヒメカメレオンでした。と言うのも、中に何もいない様
に見えるのに、天然苔やそこから伸びている雑草とか、枯れ葉や棒切れが気になった様で
す。説明するのも何ですから、生体をコケの下から出して説明しました。
カメレオンの多様性に驚かれたようですが、初めて見る方へ説明する良い機会になり、他の
個体と比較して紹介できました。
当のデカリーは、引きずり出されてしばらくの間は止まり木で暖をとっていましたが、夕方に
は再びコケの下に潜り込んでしまったのです。もう起きて活動しても良いのに、頑固な個体
ですね。

カメレオンメーリングりリスト cml Japan
昨年からスタートした新MLの入会ページを掲載しました。MagicTongueが活動を停止した為
新たな情報交換の場として提供しています。
ベテランの方初めて飼育される方にかかわらず、楽しく活用出来ますので、この機会にぜひ
申し込まれて下さい。




2005年 1月17日 月曜日 雨/曇
そりゃ枯れるよね
観葉植物に水をあげるのって結構負担になりませんか?
私は割合手入れが好きなんですが、それでもケージ数が多いと完璧な管理なんて出来ない
のです。いや、出来る人は多いのでしょうが私はダメですね。
その為、一部のケージのポトスはいつも枯らしてしまうのですよ。狭いケージに入れている
小さめのポトスが枯れ枯れ候補ですね。水やりも少しずつしか出来ないし、植木鉢も小さい
ので、直ぐ水があふれるし・・・そんな訳で、ついついサボってしまうのですよ。
明日は、新しいものを買いに行かなくちゃ(笑)


2005年 1月15日 土曜日 雨/曇
大掃除は一度じゃ無理無理
午前中は所用があり予定していた大掃除を午後より始めました。先ずはコオロギ達から始め
て、その後飼育部屋にしたのですが、コオロギは結局飼育ケースを全て丸洗いしましたので
手間取り2時間かかってしまうし、飼育ケージの全てを掃除するまでに至りませんでした。
出来れば、古い止まり木は全て交換する予定でしたが、密に組んだケージの止まり木は、そ
れを処分するのにも時間がかかりますね。良い曲がり具合のとまり木を探すのも大変面倒な
事です。それでも、床材が新聞紙のケージは簡単に綺麗に出来ます。ところが床材を土やチ
ップでレイアウトしているケージは、掃除が大変ですね。


2005年 1月14日 金曜日 曇
ヴァンヘルシング観てたら
DVDなんですけど、終わったらすっかり深夜になっていました。深夜になると飼育個体の一部
にイベントが始まります。
カメレオンはすっかり爆睡ですし、レオパもカエルアタマアガマもシェルターと砂の中です。深夜
族はアカメアマガエルですね。日中は生きているのかどうかも分からないくらい固まっています
が、0時を過ぎると照明が切れる事もあって、テチテチと歩き出します。少しずつ成長しているよ
うですし、可愛いものですね。

タイトルのヴァンヘルシングは子供達には受けたようです。良く分からない映画ですが、ホラー
としては怖く無いし、アクション映画と思えば楽しめますよ。私はホラーは嫌いなので、良かった
んですけど(笑)


2005年 1月13日 木曜日 晴/曇
薬の効き目は良好
一昨日より投薬を始めたパンサーカメレオン(タマタブCB♂)とエボシ♂ですが、今日は目がしっ
かり開きました。感染症の初期ではありましたが、この手の感染症の場合は基本飼育温度を上
げ給水を確実に行うだけでも改善する事があります。ですから、数日間様子を見ていましたし、
それでも回復せずにやや悪化していたので、今回は投薬に踏み切りました。
他の疾病を併用しているようでもなかった為、抗生剤の効果が直ぐに現れたようです。2頭共に
元気に活動し、捕食も完璧でした。特にエボシは低温飼育と片目の為食が極端に悪かったので
すが、現在の室内飼育及び投薬が効いたようです。エボシらしい食べっぷりでした。
あと一週間ほど継続し、様子見になると思います。また投薬期間は飼育温度を上げて起きます
から、ホットスポットのワット数もワンランク上げました。夜間は0時頃まで、20℃は保ちます。

ルディスの嫁
爬虫類関係の知人の好意で、我が家のヤモメ暦1年のルディス♂CBにお嫁さんが来ました。
この個体は飼い込み個体でありますが、出産経験がある為に現在は体長維持のためのケアを
施しています。単独飼いで、各種の検査待ちです。着いた翌日から2日間は捕食もせず、神経
質に見えましたが、本日は4匹のイエコSサイズを食べました。また、糞も出ましたが、回収前に
乾燥してしまいましたので、検査には出せずじまいです。
ところで、このメスをちらっと見たフェルレボルンのオスが異常なほど興奮していたのです。種が
違うのですが、同じ高山種同士ですから惹かれあうものがあるのでしょうか?面白いですね。


2005年 1月11日 火曜日 曇/晴
冬らしい寒さです
寒風吹きすさぶとまでは行きませんが、それなりに寒いですね。さすがに現在野外飼育個体
はいませんので、野外ケージはそのまま捨て置いています。寒さの為、ポトスなんかは枯れて
しまいましたし、フェルレボルンのケージに入れているホンコンカポックは勿体無いので、選定
してサンルームにでも入れておこうかと思っています。ポトスも収納すると春まで持ちますが、
10ヶ月も使用したものもありますし、何がしかの感染ルートになると困りますから、枯れてしまっ
たら、いつも焼却処分しているのです。そこまで気をつけなくても良いのですが、昔から使いま
わしはしないようにしていたので、縁起を担いでって事になりますね(笑)
冬季の植物の世話が面倒だって事も理由ですけれど。
但し、枯れた植物が入っていても、日光浴のケージとしては、冬季も野外ケージを使用してい
ます。天気の良い日は角系は特に外に出してあげたいものです。

パンサーの感染症
以前から分かっていたのですが、片目を閉じるようになりましたので本日より投薬を始めました。
丁度アミノ先生と連絡を取り合っていたので、薬を配達して頂いたのです。獣医師を使い走りに
してしまうなんて、申し訳ないことです。児玉どうぶつ病院の薬もありますが、診察していないの
で、今回はアミノ先生にお願いしました。福岡の田舎住まいですが、爬虫類診療に関しては恵
まれており、喜ばしい限りですね。
点眼剤との併用ですが、眼の異常は直ぐに改善しています。もちろん一時的にですが、これも
投薬の継続で完治すると思われます。低温低湿状態が少し続いたのが原因かも知れないので
加湿器の調子を調べ、ヒーターの使用時間には濡れたシーツ等を干すなどの配慮をしています。
深夜はエアコンだけの保温ですが、低出力運転なので心配するほどの事は無いでしょう。

エボシも食べるように
食べてはいたのですが、ギリギリまで野外に置いていたこともあり、食欲が細くなっていました。
また、左目に感染症の疑いもあり、本日からパンサーと一緒に投薬を開始しています。
なぜか成長が遅く、フルサイズに仕上がらなかった個体ですが、晩春までは室内で可愛がって
あげる予定です。それからまた野外でノンビリ生活させます。


2005年 1月10日 月曜日 曇   成人の日
成人の日
20歳を迎えられた方、おめでとうございます。
各地で成人式が開催されていたりしますが、ひっそりと慎ましく成人の日を迎えた方もいらっしゃ
るのではないでしょうか。このひっそり感が、爬虫類飼育に似ているようないない様な。
しかし、趣味としての爬虫類飼育を目指す事は、生命の奥深さを知ることとなり、私は良いと思
います。とにかくおめでとうございました。

初交尾
マジョールのCB同士が交尾しました。オスは我が家生まれの国内CB2世代目の個体で、メスは
友人がブリードした個体です。全く違う血が入りますから、産卵に期待が膨らみますね。
メスは一度の交尾でオスを完全拒否体制に入りました。こんなに早く拒否する個体も珍しいです
が、受精の可能性はオスの状態からも高いようですし、このまま約1ヶ月見守りが必要ですね。


2005年 1月9日 日曜日 晴/曇
なんか良い感じ
室内飼育を始めたフェルレボルンですが、オスとメスの距離間が縮まったような気がします。もと
もと昨年の4月初旬からずっと野外飼育していましたし、大きなケージなので同居だったのです。
そのケージの中でカメレオン達を見つけることも困難な位、自由奔放に生活させていました。水
は、雨水やシャワーを使用していましたし、10個の野外ケージを並べている関係上、毎日の管理
の中で、捕食の様子などは把握していました。
その中で交尾していた可能性もありますし、真夏の高温や低温を乗り越えた個体ですから、今は
良い感じになっています。メスは、我が家に来て3年経ちその間に出産はありません。とても大き
なメスで、そろそろ出産してくれても良い時期ですね。古株のオスは他の方にお譲りしたため、
現在は若いオスが一頭居るだけです。少し尻尾に障害(後天性のもの)があり、尻尾で枝につか
まる事が出来ません。その為、エサ箱へのアプローチがやり易いように、枝組していましたが、そ
れも余計なお世話だったようです。器用に捕食しています。さすが野生個体です。
両個体とも、時折超接近していますから、期待できそうですね。

まだ眠いそうだ
昨日レイアウト変更したデカリですが、起きると思ったら新たに入れた生きたコケが気に入った様
で、その中に潜って寝てしまいました。しばらくの間ホットスポットに当たっていたのですが、コオ
ロギには見向きもしなかったようです。
コオロギはそこそこ食べているようですし、ライブモス(生きたコケ)からも、なにやら生物が出てき
そうなので、しばらくそっとしといてあげる予定です。この個体は昨年も1月〜4月頃まで寝てば
かりいたので、今回も同じ生態を見せるのかも知れませんね。あまり構わないように飼育してい
るので、活動停止時期が来るのでしょうか・・・。


起こしてしまったデカリヒメカメレオンのアップ


2005年 1月8日 土曜日 晴
久し振りだが・・・デカリを起こしました
現在、冬眠状態であったデカリヒメカメレオンのケージを大掃除し、ついでに本日から保温を開始
しました。昨年の11月より活動が低下したのを受けて、保温を切り水分補給も最低限で乾燥気味
に環境設定していました。個体は、少しだけ湿ったミズゴケや枯れ葉の下で固まっていました。
それから約1ヶ月を過ぎましたし、飼育部屋に日中はヒーターを追加した事もあり、基本温度が上
昇した為、動きが始まったようです。そこで、大掃除を行い床材を全て焼却処分し新しくレイアウト
しました。
今回は、生きたコケをそれように育成していましたので、床の1/2に敷き詰めました。なかなか良
い感じに仕上がりました。クヌギの枯れ葉をパラパラと撒き、初春のレイアウト完成です。
イエコのssサイズを10数匹撒いておき、水分は霧吹きで摂らせます。食べるかどうかは糞を確認
しなくては分かりませんが、状態は悪くないので大丈夫だと思います。


デカリ飼育の新しいレイアウト
左が湿度の高いコケの地帯 右が乾燥地帯 白い皿の中はミネラル豊富な土


2005年 1月7日 金曜日 曇 
結構丈夫なんだ
ピグミーカエルアタマアガマのケージを掃除しました。大食漢ですから、糞なんかでかなり汚します
が、乾燥したケージレイアウトでもあり、掃除は楽々です。ハチクラさんのパウダーサンドで飼育し
ており、管理は至って簡単なんです。我が家に来たのが、6月ですから7ヶ月の飼育となります。
当初、ひと夏越せるかどうかが疑問だった個体なので、この冬場でも元気なのが嬉しいですね。
脱皮も綺麗にしてくれますし、なんと言っても砂に器用に潜る生態が面白いですよ。
飼育ペットとして万人に勧められませんが、昼行種が飼育出きるのであれば、良い選択ですね。
これで、簡単に殖えれば言う事無しなんですが、そこまで贅沢は言えないですね。


2005年1月6日 木曜日 曇
ウォーター♀は結局
一昨日のケアも彼女を助ける事は出来ませんでした。産卵に伴うリスクはカメレオンの場合大きい
ものなんですが、命と引き換えにしてまで産卵して欲しくはなかったと言うのが本音です。しかし、
それも自然の理であるならば仕方ないのかも知れません。
さて、カメレオンは助ける事が出来ませんでしたが、卵は何とかできました。問題はその数です。
なんと小さなウォーターカメレオンなのに、19個もの卵を持っていたのです。
これでは産卵障害を起こしてしまう事は充分に考えられます。カルシウムもかなり卵に摂られてし
まったのでは無いでしょうか。パンサーの様な大きいカメレオンであれば、産卵障害に関しても事
前に察知できたと思いますが、小さいカメレオンは判断が難しいですね。その難しさがカメレオンを
殺す事になったのですから、反省しなくてはなりません。また、せっかく出来た卵ですがこれが育
つと言う保証はありません。本種の生息地に精通する方に基本的な環境をレクチャー頂いていま
すが、そのような温度帯でしばらく様子を見ます。見た目には綺麗な卵なんですが、通常産卵とは
違いますから、期待はしないでおきます。でも、死んだ彼女の為に管理はしっかりやります。


2005年1月4日 火曜日 晴
ジャクソン♀2号の交尾
今まで完全拒否のメスが本日交尾しました。昨日の記録にも書きましたが、お見合いさせて見ると
直ぐに交尾に至りました。同居時間は2時間程でオスを拒絶するようになりましたが、数日間は時
折同居させてみるつもりです。♀1号の時は一週間程度交尾したり、拒絶したりが続きましたが、今
回も同じとは限りませんので、個体なりに管理が必要だとは思います。ところで、出産が近いと思わ
れる♀1号の為に新しくそれようにレイアウトしたケージを準備しましたが、♀1号はそれが気に入ら
ないようで、捕食しませんし、また外に出たがります。仕方ないので♀2号のケージにしました。彼女
はそのケージがいたくお気に入りの様子ですから、カメレオンと言うのは分かりませんね(笑)
結局♀1号は、少し狭いケージが一番落ち着くようです。多分ケージの温度も関係しているのでしょ
うが、もう勝手にしてくれと。
もちろんそのケージで出産する事になりますから、枝組を密にし観葉植物も多めにレイアウトしなく
てはなりません。どうなる事やらですね。

命がけの産卵が始まった
我が家に来て交尾したであろうと思える日から既に2ヶ月経った、ウォーターカメレオンのメスです
が、ここ数日食が止まりその後そわそわしていましたが産卵できませんでした。様子を見ていた所
いよいよ動けなくなってしまった為、産卵を促進する薬剤を注射しました。正月明けでもあり、近所
のアミノ動物病院へ走り薬剤の処方を受けて処置に至りました。病院が開いていなければ、児玉
どうぶつ病院まで走ろうかなと考えていましたが、少し重篤な様子も見られたため、診察出来て幸
いでした。
午後より、注射を始めた所一時間ほどで一個産卵しました。しかし、次が続かず産卵が止まりそう
であり、少し卵管を押してあげて一個産卵させました。再度注射を行いましたがそれからは指で卵
管を押しながら産卵させる事になり、現在まで4個産卵出来ています。
メスの体力も限界に近いようで、リンゲル液の皮下点滴を行い少しでも体力を維持させていますが
状態からするととても危ないようです。先程、最後の薬剤を注射し、リンゲル液も経口と皮下注射で
与えています。
消灯後もしばらくの間ウォーター♀のケージ派明るくしておきましたが、寝てしまったので現在は様
子を見ています。明日の朝生きていれば、卵管を押してみますが最悪の事も考えておかねばなり
ません。小型のカメレオンにとって産卵は命がけとよく言われますが、大切に飼育してした個体でも
あり、最後までケアしてあげたいと思っています。今夜は私が寝れそうにありませんね。


2005年1月3日 月曜日 曇
大脱走
小さいカメレオンはちょっとした隙間があるとケージから出て行きます。それは良く分かっているので
すが、カメレオンの様な力の弱くそれほど危険でない爬虫類を飼育していると、よくやる失敗です。
今日は、先日より室内飼育を始めたばかりのフェルレボルンのペアが1センチ程ケージの全面扉が
開いていたのを体で少し広げ、出て行ってしまいました。
見事です・・・
セオリー通り、明るく高い場所を探した所、直ぐに発見出来ましたが、夜間になると隙間なんかに入
り込んでしまい発見が難しくなりますから気をつけないといけませんね。

良い色になってきたジャクソン♀2号
成長も食欲もまずまずの個体ですが、この所明るい体色が目立つようになりまして、そろそろ婚姻
色を見せているのでしょう。ジャクソンはその見事な角とスタイルの良い容姿とが重なり合い、私の
中ではかなりイケてる種なのです。全てのカメレオンを等しく平等に飼育しているつもりですが、や
はり思い入れと言うものもあり、その成長振りは気になるものですね。手間隙の点から言ったら、他
に大変苦労させられている個体もいますが、ジャクソンはやはり格別ですね。


2005年1月2日 日曜日 曇/晴
新年 あけましておめでとうございます
2005年もいよいよスタートしました。
本年もカメレオンについて記録していきます。もちろん他愛無い話題が中心となりますので、エッセイ
としてご覧いただければ幸いです。本年もよろしくお願い致します。

早速、強制給餌
年末に来たジャクソンカメレオンのオスですが、全く食べないので本日より強制給餌しています。
これは、経腸流動食ではなくコオロギの頭を潰して食べさせているのです。この個体はおそらくスト
レスか食べなれていないエサに拒否反応しているだけと判断しました。その為、私のコオロギの味を
知ってもらう為に、直接食べさせ始めたのです。1週間ほど続けて体力が増したら、エサ箱を使用し
て与えます。その際には安静状態にしておき、毎日食べている量を自分で欲しがる様に仕向けるの
です。簡単にはいかないとは思いますが、多分大丈夫でしょう。
ちなみに、メスはエサ箱から食べずにピンセットで1匹ずつ給餌しているのです。面倒なペアを導入
してしまいましたが、とても綺麗なカメレオンなので、楽しく初期管理を続けていくつもりです。


レオレオカメレオンファームへ